こんにちは、香川県で風景写真をメインに撮影しているAkioです!
2023年11月にクリエイターで話題の左手デバイスTourBox Eliteを購入。
Lightroomでの写真現像の作業効率化と時短で非常に役立ってます。
この記事では、TourBox Eliteを6か月使ってみての感想を含めたレビューと使い方を解説します。
この記事でわかること
- TourBox Eliteの開封レビュー
- パソコンとの接続方法
- TourBox Eliteを使うメリット&デメリット
この記事だけでTourBox Eliteを使いたくなりますよ。
メリット | デメリット |
---|---|
操作が直感的で使いやすさ抜群 強力な滑り止めで本体をしっかりと固定 ボタンのプリセットをカスタマイズできる Bluetooth接続でデスク回りすっきり あらゆるアプリ&ソフトに対応 異なるOS間でも操作を統一できる | 慣れるのに時間がかかる 価格が決して安いとはいえない 専用ケースが付属していない |
TourBox Eliteとは?
TourBox Eliteはアメリカの企業「TourBox Tech」が開発した高性能Bluetooth左手デバイス。
片手でできる直感的な操作で編集時間の短縮しつつ作業を快適にします。
写真加工や映像編集、イラストなどの創作に関わるあらゆるソフトウェアに対応。
- Adobe Photoshop
- Adobe Lightroom Classic
- Adobe After Effects
- Adobe Premiere Pro
- Adobe Illustrator
- Davinci Resolve
- Final Cut Pro X
- Blender
- Microsoft PowerPoint
- Microsoft Excel
- Outlook
- Zoom
- その他多数
TourBox Eliteたった1つであらゆる作業が楽しくなりますよ。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/10/akio-miki-image-2-150x150.jpg)
ぼくはLightroomとPhotoshopの作業を効率化するために買いました!
TourBox Eliteの開封レビュー
TourBox Eliteを開封レビューしていきます。
色が黒く光沢が落ち着いたシンプルなデザインです。
![TourBox Eliteの箱](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-2-1024x682.jpg)
箱の中には
- 取扱説明書3冊
- TourBox Elite本体
が入っています。
![TourBox Elite の説明書](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-sentence-1024x682.jpg)
![TourBox Elite の開封時](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-5-1024x682.jpg)
ビニール袋から開封。
色はホワイトとブラックの2種類ありますが、Akioはブラックを選びました。
ボタンは14個もあります。
![TourBox Elite の本体](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-4-1024x682.jpg)
本体の左側面にボタンが1つあります。
![TourBox Elite の左側面](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-7-1024x682.jpg)
TourBox Eliteの上側の側面にはUSB Type-Cの差込口。
市販のType-Cコネクターがあれば有線接続もできます。
![TourBox Elite の上部](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-1-1024x682.jpg)
本体の裏側には以下の4つがあります。
- 滑り止め(4つ)
- 電源スイッチ
- Bluetoothボタン
- 電池ボックス(単三電池2本)
![TourBox Elite の裏側](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-open-8-1024x682.jpg)
![TourBox Elite の裏側の電池ボックス](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-battery-1024x682.jpg)
TourBox Eliteのサイズ感
TourBox Eliteは公式によると、サイズは横116×縦101×高さ44mmで重さが376g。
面積でいうとハガキよりも小さいです。
![TourBox Eliteのサイズ](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-size-1-1024x682.jpg)
Akioの左手とのサイズ比較。
手の平よりもコンパクトです。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-size-hand-1024x683.jpg)
一番高いダイヤルのところで約5cmです。
![TourBox Eliteの縦の大きさ](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-size-vertical-1024x683.jpg)
TourBox Eliteを使う6つのメリット
TourBox Eliteを使うメリットを6つ紹介します。
操作が直感的で使いやすさ抜群
TourBox Eliteのボタンとダイヤルの操作感は抜群。
ボタンを押したりダイヤルを回すたびに「カチッ」という音が鳴ります。
写真や動画の編集を数値だけでなく、音や指の感覚で直感的な操作ができます。
ボタンを押す感覚は力を入れるほど硬すぎず柔らかすぎないので誤動作も起こしづらいです。
集中力が必要な作業にはちょうど良い操作感ですよ。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/10/akio-miki-image-2-150x150.jpg)
とくにダイヤルを回すときの感覚がお気に入りです(笑)
強力な滑り止めで本体をしっかりと固定
つい作業に没頭してしまうと、無意識でも手に力が入ってしまいますよね。
本体がずれたらストレスが溜まって作業に集中できなくなります。
しかし、本体裏の4つのゴム製の滑り止めがしっかりと固定。
![TourBox Eliteの滑り止め](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/tourbox-suberidome-1024x683.jpg)
でこぼこが少ない平な面なら、ななめでも吸い付くようにくっつきます。
机でも斜め台の液晶ペンタブの上でもすべりません。
あらゆる環境の作業に対応できます。
がっちりとホールドしているので、TourBox本体が手の力だけで動かないので作業が楽になりますよ。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/10/akio-miki-image-2-150x150.jpg)
成人男性の力でもなかなかズレないです!
ボタンのプリセットをカスタマイズできる
それぞれのボタンのプリセットをカスタマイズできます。
専用ソフトの「TourBox Console」で日常でよく使うショートカットを自由に割り当てられます。
![TourBox EliteのLightroomの設定](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-lightroom-1024x627.jpg)
デフォルト設定をそのまま使っても問題ありません。
しかし、使わないショートカットの場合もあるので頻繁に使うものだけを割り当てるのがベター。
1クリックで簡単に変更できるので、さまざまな割り当てを試しながらあなた好みに調整しやすいです。
作業が捗るようにカスタマイズできるのは大きなメリットですね。
Bluetooth接続でデスク回りすっきり
![TourBox Eliteのワイヤレスイメージ](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/tourbox-elite-wireless-1024x683.jpg)
USB接続するならコードで作業机周りが煩わしくなります。
しかし、TourBox EliteはBluetoothの無線接続対応。
パソコンと紐づけるだけでワイヤレスで操作できるようになります。
作業机の左側に飲み物入りのカップを置いてもコードが巻き付いてこぼれる心配もありません。
デスク回りがすっきりするので見栄えもよくなりますよ。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/10/akio-miki-image-2-150x150.jpg)
コーヒーやお茶を飲みながら作業ができますね!
あらゆるアプリ&ソフトに対応
![TourBox Eliteの対象アプリ](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/tourbox-select-application-1024x698.png)
写真現像ソフトだけでなく動画やイラスト、3DCGなどのさまざまなソフトに対応しています。
このページの「TourBox Eliteとは?」でも紹介しましたが、創作に関わるアプリから日常的に使うソフトまで幅広く対応。
TourBox Eliteでアプリごとにボタンを割り当ててやればどのようなソフトでも使用できます。
Akioは
- Adobe Lightroom
- Adobe Photoshop
- Blender
- Google Chrome(動画視聴)
でよく使っています。
とくにショートカットが多いLightroomでは重宝し時短と作業ストレスの軽減につながっています。
ほかにもTourBox EliteをカスタマイズすればExcelやPremiere Pro、Illustratorでも使えます。
あなたがよく使うソフトで時短ができるのは非常に便利ですね。
異なるOS間でも操作を統一できる
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/pc-red-1024x683.jpg)
あなたがOSが異なるパソコンをそれぞれ持っているならTourBoxで操作を統一できます。
AkioはWindowsのデスクトップPCとMacBookの計2台を持っていますが、キーの位置が微妙に変わってきます。
例えばLightroomに写真を追加するなら以下のようにキーを入力します。
Windows | Mac |
---|---|
Shift + Ctrl + I | Shift + Command + I |
同じように思いますが、実はCtrlキーとCommandキーの位置が異なります。
![Windowsのキー](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/pc-key-windows-1024x769.jpg)
![Macのキー](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/pc-key-mac-1024x769.jpg)
少しだけのずれですが、Windowsの操作感覚でMacBookで現像するとLightroomで変化が起こらないのですごいストレスになります。
しかし、TourBox Eliteならキーを登録するだけで操作を統一。
異なるOS間でも同じキーで作業ができるようになりました。
結果として打ち間違いのミスを減らしつつ現像中の操作が楽に。
あなたがOSが違うPCを持っているなら、確実に作業中のストレスを減らせますよ。
TourBox Eliteを使う3つのデメリット
TourBox Eliteは非常に使いやすく時短に向いているのは間違いありません。
しかし、欠点も3つあります。
慣れるのに時間がかかる
デバイスを新しく使うので操作に慣れるのにどうしても時間がかかります。
Akioの場合、毎日使い続けても3ヶ月は必要でした。
作業の途中で「あれ、このボタンは何のために使うっけ…」みたいなのがよくありました。
しかし、仮に途中で忘れてしまっても作業中にカンペを出すことが可能。
TourBox Consoleの汎用HUDを有効にすればボタンに割り振った機能を一覧で表示できます。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/tourbox-elite-hud-1024x634.png)
Lightroomでの例ですが、以下のように現像中でも簡単に確認できます。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2024/04/tourbox-kanpe-1024x468.jpg)
使い続けるうちに体で覚えるので操作を暗記する必要はありません。
焦らずにゆっくりと操作に慣れていきましょう。
価格が決して安いとはいえない
他のTourBoxシリーズと比べても割高です。
TourBoxシリーズ3種類の比較表を作成しました。
![]() TourBox Elite | ![]() TourBox NEO | ![]() TourBox Lite | |
---|---|---|---|
価格(税込) | 39,960円 | 24,980円 | 13,413円 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth | ||
重量 | 376g (電池抜き) | 365g | 329g |
電源 | USB-C 単三電池 | USB-C | USB-C |
ボタン数 | 14 | 14 | 8 |
ショートカット数 | 300個以上 | 300個以上 | 300個以上 |
Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
しかし、「Elite」の名前を与えられたフラグシップ機。
機能面だけでなく操作性も価格以上の価値を提供します。
とはいえ、価格で決めるなら他のTourBoxも検討してもよいでしょう。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/10/akio-miki-image-2-150x150.jpg)
Amazonでは不定期のタイムセールで価格が安くなってることがあるのでお見逃しなく!
専用ケースが付属していない
TourBox Eliteには持ち運び用の専用ケースは付属していません。
家で使うぶんには問題ありませんが、別売りのトラベル収納ケースを用意する必要があります。
旅行や外出先でパソコンやカメラを痛めないためにもケースは必須。
外で写真現像する機会があるなら収納ケースは用意しておきましょう。
TourBox Eliteの初期設定
TourBox公式サイトに移動し、「TourBox Console」をダウンロードします。
![TourBox公式サイト](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-elite-site-edit-1024x609.jpg)
ダウンロード先のフォルダーをチェック。
アイコンをクリックし、指示に従ってセットアップしていきます。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/tourbox-setup-1.png)
セットアップ完了後、デスクトップにある「TourBox Console」のアイコンをクリック。
以下のような画面が現れるので「Bluetoothデバイスをペアリング」を選びます。
![](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Console-set-1-1024x584.jpg)
TourBox Elite本体の裏側の電源を上にスライドし、上側の円形のBluetooth接続ボタンを押します。
![TourBoxの電源の入れ方](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-swith-1-32-1024x682.jpg)
接続してメニューが出てきたらセットアップ完了です。
PhotoshopやLightroomなどの編集ソフトで使えるようになります。
![TourBox Consoleの画面](https://aphotoroom.com/journal/wp-content/uploads/sites/7/2023/12/TourBox-Elite-menu-1024x582.jpg)
おわりに | 最新左手デバイスで作業時間を短縮!
以上、TourBox Eliteの開封レビューとパソコンとの接続方法でした。
- 約50種類のクリエイター向けソフトに対応
- ハガキよりも小さく376gとコンパクト
- 14個のボタンで快適操作
- パソコンとの接続はTourBox専用ソフト経由でBluetooth接続
メリット | デメリット |
---|---|
操作が直感的で使いやすさ抜群 強力な滑り止めで本体をしっかりと固定 ボタンのプリセットをカスタマイズできる Bluetooth接続でデスク回りすっきり あらゆるアプリ&ソフトに対応 異なるOS間でも操作を統一できる | 慣れるのに時間がかかる 価格が決して安いとはいえない 専用ケースが付属していない |
手元にあるだけでいままでの作業が圧倒的に楽になります。
ボタンとダイヤルだけのシンプル設計なので誰でも簡単に使えます。
ワイヤレス接続で煩わしさもなくなるのでぜひ利用しましょう。
このサイトではカメラの役立つ情報や撮影の活動記録などを紹介しています。
Akioが実際に撮影した写真も多く掲載。
それでは、良い写真ライフを!