第9回フォトアーキペラゴ修了展に『Knitting shadow』を出展しました

こんにちは、香川県在住のフォトグラファーAkio Miki(@aphotoroom_JP)です📷

フォトアーキペラゴ修了展でピンホールカメラを使ったモノクロ写真を高松市美術館展示しました。

今回はその振り返りです。

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Akio Miki

香川県生まれ&在住のフォトグラファー。四国の自然を中心にモノクロやピンホールカメラで都市風景を撮影している。実績:Tokyo International Foto Awards 2019 Gold、第61回 富士フイルムフォトコンテスト 審査員特別賞 他多数

今回展示した作品『Knitting shadow』

作品のタイトルは『Knitting shadow』。

日本語に訳すと影を編むという意味になります。

2年間くらいかけて撮影した香川県の日常スナップです。

第9回フォトアーキペラゴ修了展 展示作品 Knitting shadow
『Knitting shadow』
第9回フォトアーキペラゴ修了展 展示作品 Knitting shadow
『Knitting shadow』

実際に展示した作品の一部を公開します。

Knitting shadow
『Knitting shadow』
Knitting shadow
『Knitting shadow』
Knitting shadow
『Knitting shadow』
Knitting shadow
『Knitting shadow』

写真はすべて自作ピンホールレンズを OM-D E-M5 Ⅱに装着して撮影したものです。

ピンホールカメラ

個人的によかったこと

Akio自身が今回の展示で挑戦してみて良かったことを3つにまとめました。

  • 現段階で考えられる方法は試せたこと
  • 美術館で展示させてもらえる機会があったこと
  • さまざまな方々に観てもらい、アドバイスをいただけたこと

現段階で考えられる方法は試せたこと

今の段階で自分自身が思いつく方法はすべてて試せました。

表現したかったのは「ピクセルを表面化してざらざら感を出すこと」。

そのために印刷する紙の大きさや質感、展示方法、ステートメントまで試行錯誤しました。

表現したいことを思う存分できました。

美術館で展示させてもらえる機会があったこと

これまでにギャラリーやフォトコンテストで作品を展示してもらうことは多々ありました。

しかし、市が運営する美術館で展示するのは今回が初。

高松市美術館で展示できたのは非常に良い経験になりました。

さまざまな方々に観てもらい、アドバイスをいただけたこと

幅広い方々に観ていただけました。

思いつく限りでも、

  • 友人
  • 子連れの家族
  • 海外の観光客
  • 美術関係者
  • アーティスト
  • 写真家

と本当に様々です。

また、お時間ある時に展示経験豊富な写真家や美術関係者に展示方法のアドバイスをいただけました。

個人的に暗中模索で展示したこともあるので、プロ目線でご指導してもらえたのは本当に嬉しかったです。

反省点

  • 展示方法が甘かったこと
  • 美術館の空間を意識していなかったこと
  • ステートメントが難しいこと

展示方法が甘かったこと

Knitting shadowの反省点

写真の固定に虫ピンを採用しました。

使った理由は作品の近くによって写真の表面にできたざらざら感を見てもらいたかったからです。

しかし壁が硬くて虫ピンが折れ、紙も浮き上がって見栄えが悪くなりました。

次に展示するまでに対策を練らないとと考えています。

美術館の空間を意識していなかったこと

今回の展示では壁の縦2×横2mの利用制限が設けられていたため、それに合わせて写真を配置しました。

しかし、天井が完成予想よりかなり高く空間が目立ってしまいました。

もっと空間をうまく利用できるような展示にすれば良かったと反省しました。

ステートメントが難しいこと

最後の最後まで悩んだのが作品の概要を説明するステートメント。

自分自身が「なぜ撮影しようと思ったか」や「何を表現したかったか」などを言葉に落とし込むのに相当苦労しました。

1ヶ月くらいかけて文章をひねり出して考えたのですが、まだ詰めが甘いと感じました。

おわりに | 今後もピンホールカメラで作品を作っていきたい

以上、第9回フォトアーキペラゴ修了展の振り返りでした。

今後も読者のみなさまにカメラに関する情報を発信しながら作品制作を続けますので、応援をよろしくお願いいたします。

それでは、よい撮影ライフを!

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